スケルトン防災コーティング
従来工法は、色を付けることでコンクリート表面を完全に覆い隠す状態となり、コンクリート等の躯体自体に異常をきたした場合、広範囲の表面保護を撤去しなければ異常範囲の特定ができません。
「スケルトン防災コーティング」は、基材である「MBSクリアガード(透明特殊コーティング材)」を優れた強度を有する「ガラス連続繊維シート」に含浸させることにより、クラックや躯体表面の変状が目視確認できる程の透明度を実現しました。これにより施工後の躯体表面を目視で確認することが可能となり、変状が発生した箇所をピンポイントで発見できることで小範囲での再補修が可能になります。
また、表面保護工法とはく落防止性能に必要な規格においても第三者機関による厳しい試験でその性能が実証されています。
極めてシンプルな施工方法で、保護面の透明度を確保しつつ、耐久性能を飛躍的に向上
「スケルトン防災コーティング」は、使用目的に応じて二種類の工法があります。基本となる「はく落防災コーティング」は、下地処理後ガラス連続繊維シートをコーティング材で挟み込み(ベースコーティング)、硬化後、ファイナルコーティングで仕上げるという非常にシンプルなものです。「クリアーコーティング」は、ガラス連続繊維シートを必要とせず、作業工程も1工程となる省工程の小片コンクリートはく落防止工法となります。